アフタヌーンティーをホテルで。

①話の続きです。

①では部屋や装置の話をしましたが、私たちお客にとって肝心なのはやっぱり運ばれてくるお皿であり、おいしさなのですよ。

それで、今回、一番良いなって思ったのは、アフタヌーンティーの時間が早まっていること。基本、12時ごろからスタートのところが多いですが、

ニューヨークラウンジでは季節のヘルシースープ＆アミューズではじまるコース仕立てのアフタヌーンティーが11:00から22:00までやってます。（ラストオーダー20:00）。

なんと！アフタヌーンティーなのに夜も営業しているので、前から気になっていたけど土日むり～～～(;´･ω･)とか、一人でお買い物やお仕事帰りに行きたいな～、とかデートで軽い食事代わりに……と、今まではなんとなく女性向けだったけど、もう少し間口が広くなった雰囲気。

食器もアビランド社を使って大人なセレブゴージャス感があります。アビランドはリモージュ地方の窯元ですので繊細な白磁の器です。アメリカ・リンカーン大統領のディナーセットとして、フランスのエリゼ宮での晩餐会用としても使われている名門陶磁器です。 名門ホテルリッツのプライベートレストランにも使われているのは、新パティシェへのオマージュなの？考えすぎ？？

お昼前から予約が取れるわけだから、ランチ代わりにも利用できます。

今回のニューヨークラウンジでのアフタヌーンティーは、もう、最初っからランチに使ってね！というスタンス。というか、ランチじゃないなら、夕食にもしてね、なんならお酒のアテにも使ってね……と、基本的なアフタヌーンティーの概念そのものを覆すような新しいスタイルです。

その分、お菓子から始まる甘ったるいムードではなく、アミューズから始まるちょっとしたコース料理のような作りになっていて、来た人の状態になんぼでも合わせて行かれる、変幻自在なアフタヌーンティーになっています。

こういうのを見ると、本来のアフタヌーンティーとは違うかもしれないけども、これこそがニーズにあった新しいものを作り出すってことなのかな……とも思いました。

大きなホテルがやってくれているので、本来の美しさやエレガントさは失われないままに、アフタヌーンティーの新しい世界がある。男女ともに楽しめるものとして、だんだん進化してるんだなあ……って、なんか、感慨深かったなあ。

グレードアップに欠かせない天才型パティシェの存在

①でも話ましたが、徳永さんという天才型のパティシェが今のニューヨークラウンジのスイーツ全般を取り仕切っています。もとはリッツにいた人で、新人時代から積極的に様々な大会で優勝経験を積んでいます。最初、リッツで食べたときはもっと不安定な味だったのですが、だんだんと見た目だけで「彼だ」とわかるほどの個性を出してきました。実力と、ゴリゴリとしたやる気が同居してる天才です。

今までも、どちらかといえばスイーツが美味しいほうのホテルではあったインターコンチネンタル東京ベイではありますが、ここにきて、なんか勝負かけてきたなって感じがあります。なんの勝負かは全然わかんないけど。

一つ思うのが、この手の新しいことを、たとえインターコンチであっても、たとえニューヨークラウンジであったとしても、チャレンジして新しくしてみたところで、出してくるものが「優秀」程度では困るわけです。困るのは、客ね、客。なので、結果として困らせないことになったのは、今回のニューヨークラウンジのお手柄というか、装置も人も、見事な切り替えだったなあと、お客の一人としてうれしく思っています。

いろんな意味で一時期遠のいていたけど、また行ってもいいかなって思いました、インターコンチネンタル東京ベイ。同じようなこと思った人、多いんじゃないかなあ。

プランは一休とオズにあります。一休からは

平日限定　グラススパークリングかプチガトーワゴン特典が選べるアフタヌーンティー　

土日祝　グラススパークリングかプチガトーワゴン特典が選べるアフタヌーンティー　

本物メゾンシャンパン「ドラピエ」で乾杯するアフタヌーンティー

オズモールから。

【平日★ＯＺ限定ホテルアメニティ付き】スパークリングや種類豊富なドリンク飲み放題！豪華3段アフタヌーンティー

【土日祝★ホテルアメニティ付き】憧れのセレブ空間で　スパークリングワイン＆豪華3段アフタヌーンティー

オズモールはアメニティ付きですね、女性同士ならこっち？個人的にはドラピエ飲める一休プランが最強な気がします。