アフタヌーンティーをホテルで。
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アマン東京 Very Berry Blackアフタヌーンティ
Very Berry on the Black ベリー ベリー オン・ザ・ブラック
さて、行ってまいりました。イチゴでいっぱいのアフタヌーンティー。
予約至難なこのベリーアフタヌーンティ、「けっ!」と思ってる方もいらっしゃいますでしょうが、大きな気持ちで人さまの楽しんできたアフタヌーンティを瞳で堪能しようではありませんか。
晴れて良いお天気なアフタヌーンティ日和。するっとエンタランスを抜けて、エレベーターでホールに出ると……
あ、入口の大きなお花が変わっておりますね。
醸し出す雰囲気からして、生け花の流派も変わったみたいな印象ですが、私は生け花に詳しくありませんので、誰か教えてください。
着席して周囲を見渡せば、いちごと黒、いちごと黒のオンパレード。イチゴの華やぐ赤い色に、シックなAMAN東京の黒いトレイが非常に映えております。
お茶はいつもメニューの中から茶葉交換し放題で90分くらい……と説明をしてくれますが、とはいうものの、なんとなく90分なのでせかせかしないでも大丈夫です。最初にお茶を選んで。最近のパターンで、私はモルゲンダウ。
緑茶ベースの軽いお茶で、スタートにはちょうど良い香りと味です。色味がうっすら緑茶。
行ったことある人はわかると思いますが、基本、リゾート系ホテルはオペレーションが遅いです。
なので、AMAN東京も遅いです(笑)
これはホテル内の空気とリズムを作り出すためでもありますが、お客様をリラックスさせることが目的でもあり、そもそもリゾートに遊びに来ている人用の高級ホテルなので、その辺はご理解のほど。ハワイにきているような気持でお待ちください。
……イラっと来ている人何人か、みかけたので(笑)
これがアマン東京のVeryBerryBlackアフタヌーンティー
お話しなどをしながらお茶を楽しんでいると、ゆったりと運ばれてくる竹炭色の三段トレイ。そこにフレッシュないちごが輝いております。
メニューはこんな感じ。
Petit Sweet
- ホワイトチョコレートの器とスカイベリー
紅ほっぺのパートドフリュイコーティング
シャンパンと苺のトリュフ
野バラととちおとめのマカロン
あまおうとピスタチオのフィユテ
柚子とさちのかのダッコワーズ
苺とライムのマフィン
苺とピノノワールのジュレ 白苺添え
■Scone
プレーンとベリーのスコーン クロテッドクリームと自家製ジャム2種
■Savory
サンダニエレプロシュットのラップサンドイッチ 苺とバルサミコ
フォアグラのプティタルト 苺のコンフィチュール
ノルウェー産スモークサーモンと早摘み苺のピクルス
苺と水牛モッツァレラチーズのカプレーゼ
■TEA
ダージリン/アッサム/アールグレイ/カモミール/煎茶/コーヒー/カプチーノ/エスプレッソ。紅茶は約30種あります。
お待ちかねの焼きたてスコーンが運ばれてきて、アフタヌーンティーがスタート。
ここは焼いたものを温め直したりしないで、ちゃんと焼きたてを持ってきてくれますよ(o^―^o)
今回のスコーンはベリーパウダーをまぶした、ベリー風味というよりも粉末のいちご。本当に酸っぱい。この赤い粉粉がベリーパウダー。
クロテッドクリームと一緒に運ばれてくるジャム類に赤いのがあるのですが、これがベリーのジャム。これもかなり酸っぱいのですが、これを乗せて食べるとイチゴのパウンドケーキみたいだった。
体脂肪は気にせず、クロテッドクリーム全塗でいただきまーす!
スコーンはどこでもそういう傾向ありますが、アマン東京のスコーンはイギリスのスコーンに近いので割と早めにドライになります。なので、出来立てで温かいうちに、先に食べたほうが良いよ。
セイボリーから。
一番奥でくるっと巻いてあるのが、「サンダニエレプロシュット(要するに、生ハム)のラップサンドイッチ 苺とバルサミコ」
早く食べないとラップが乾くよ(笑)思ったよりもすっぱくないし、いちごもそんなに感じない。
「フォアグラのプティタルト 苺のコンフィチュール」
ラップサンドの手前で、茶色いタルトのが、これです。
フォアグラといちごはあんまり合わないと思うのね。アマン東京のアフタヌーンティーは意地でもフォアグラ出すと決めているのでしょうかね。でもフォアグラがないと高級感でないってことだと思う。いつまでも口の中にフォアグラの香がするのに、口の中が酸っぱくて、ちょっと私は苦手でした。フォアグラはもう少しポリフェノール多めのすっぱあまい物のほうが良いかと思われ。タルトはサックサクでオイシイよ。
その隣で薄緑いろの台座に乗ってるのが、「ノルウェー産スモークサーモンと早摘み苺のピクルス」。
ピクルスってどーこー?って思うでしょうが、サーモンの上で白っぽいいちごがピクルスになっています。いちごはさちのか。若いいちごがゴリゴリってする。サーモンの脂の甘味を中和する感じで良い相性。もしかしたら、サーモンとベリー風味のドレッシングって合うのかも。
「苺と水牛モッツァレラチーズのカプレーゼ」
グラスに入っているものです。カプレーゼはアマン東京の定番。いちごは入っていてもいいんだけど、トマトだけのほうが、きっともっとおいしいとは思います。
アマン東京のアフタヌーンティー 一段目と二段目!
一番上は「ホワイトチョコレートの器とベリー」、ここのチョコレートは何度でも言わせてもらうけども、本当にオイシイです。全く酸化のないチョコレートがどういうもんかを味わいたかったら、この宮川さんのチョコレートを食すべしです。
銀のアザランとココナッツで飾られた可愛らしい白い器の中には、奥の方で色の濃い「紅ほっぺ」のパートドフリュイコーティング、針金状になった飴細工の奥でpinkに丸まってるシャンパンと苺のトリュフ、そしてスカイベリーの生がドーンと真ん中で一人一個。
スカイベリーは最近、栃木県が全力を挙げて世界のいちごにしようとしている高級ベリーです。とちおとめのすべてをグレードアップした、ほぼ世界の人がイメージする理想的ないちご。あれこれ食べて味覚が下がる前に、これを先に食べたほうが良いよ。
二段目は、薔薇の花びらが乗っているのが、薄いピンク色のマカロンに乗せられた、野バラととちおとめのマカロン、予想外に野ばらの風味があって、ワイルドな味でした。
あまおうとピスタチオのフィユテは、板状のパイに乗せられているもの。すこし焦げキャラメル風味なオイシイお菓子。もう一枚食べたいな。
柚子とさちのかのダッコワーズは、四角い台座の上にある半分に気前よく切ってあるいちごとクリーム。苺とライムのマフィンは丸まっこいもの、これは正直、小さすぎてよく味わえないうちに終わってしまった。
真ん中のは、ピスタチオの刻んだものと、真ん中にはラズベリーとブルーベリー。本来のブラックアフタヌーンティーだと、一段目のお皿でチョコレートのバッグの中にたくさん詰まってる、あれです。
グラスに入っているものは、苺とピノノワールのジュレ 白苺添え。個人的にはこれが一番好き。本当にピノノワの味と香りがして、なんだかうれしかったです。
お茶はこの後、ストロベリーフィールドと、ミントティーを追加しました。ベリーのアフタヌーンティーはむつかしいかもだけど、日本の最高級アフタヌーンティーである、アマン東京のブラックアフタヌーンティーなら、予約できます。グラン済シャンパン付き 日本で一番豪奢なアフタヌーンティーはここ。アマン東京
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