アフタヌーンティーをホテルで。

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11月の期間限定AMAN&ロンネフェルトのコラボアフタヌーンティを今頃載せてみる。

えー。

忘れてたんですよ。

で、カメラみて「なんじゃこりゃ!」と思い、慌てて載せます。

AMAN東京で、ロンネフェルトの紅茶とのコラボアフタヌーンティーがありまして、期間限定でお席も限定でありましたが、行ってまいりました。11月22日でございます。確か三日くらいしかしてなかったと思います。

ロンネフェルトって正直、自分の中では良い印象のなかった紅茶です。今となってはそれは勘違いや、茶葉とのめぐりあわせの運の悪さ、ロンネフェルト側のプレゼン不足だったということがわかり、美味しい紅茶であることは間違いないので、言い切りますが。以前は本当に、嫌いでした、ここの紅茶。

でも、最近はどこもかしこもロンネフェルトが都内のラグジュアリー系のホテルに顔を出すようになり、とうとう席巻してしまい、ああもうどこに行ってもオイシイ紅茶が飲めるホテルはなくなってしまったのかもって、うな垂れていた時のお誘いでした。半ば「売られた喧嘩は買う!喧嘩上等」という意気込みで参加したアマン東京初のコラボアフタヌーンティでしたが(アフタヌーンティはそういう姿勢で行くものではあらず)

意外にも、うれしい発見のあった回でして、そのまま気分よくあちっこっちで紅茶していたら、この時のことは忘れていたようでした。

さて。

ロンネフェルトコラボのAMANアフタヌーンティ。当然ですが、ブラックなトーンのまま進行しますが、紅茶の「紅」があるためか、いつもよりシックをこえた華のあるロックなテイストも感じられて、コラボの良さが最大限に引き出されています。

乾杯は、ピンキープロジット。「SOFT PEACH」という紅茶がロンネフェルトにありまして、ハイビスカス・ローズヒップ・リンゴなどがあわさった可愛らしくも華やかなお茶を、乾杯のスパークリングのイメージでアレンジしたもの。あのね、これがまた激うまでした。ボトリングして持って帰りたかった。

アレンジをしたのはAMAN東京ラウンジのバーテンダーです。このバーテンダーのアレンジとコラボの才能には、実際のところロンネフェルト側も想定を超えたものが出来上がり「わが社の紅茶ってこんなにおいしかったのか!!!!」と驚嘆したのだそう。

アマン東京 ロンネフェルトコラボ

確か、シュワシュワしてなかったと思うのですが、スパークリングのもつ華やかさを存分に表現できているためか、なぜかシュワってる感じがあるのです。

泡飲んだ感があるのですよね。不思議。

メニュー全部は↓です。すべてロンネフェルトで売っている茶葉の名前もありますので、家に帰っても似たようなことは可能かと思います。アマン東京オリジナルコラボ ロンネフェルト

ロンネフェルトの真の魅力を発見する 紅茶の旅

先ほども言いましたが、ロンネフェルトが嫌いだったんですよ。

理由のひとつに、やはり日本の軟水でしかも浄水したもので使うため、茶葉から要素が出すぎて「エグイ」というのが私のここの紅茶の印象でした。どこで飲んでも同じ感想を持つので、日本との相性の問題なのだろう、と。

また、最近のホテルは昔のように一階部分にラウンジがある店の方が圧倒的に少なく、ビルの高層階にあることが多いため、お湯を沸騰させることができないわけです。紅茶は本来はグラグラに煮えたぎったお湯を入れて一気に成分を出すわけですから、96度とか92度とかまでしか出ない電気ケトルや、ましてやエスプレッソマシーンが一緒になっているドリンクマシンでのお湯なんていうのは、紅茶に適してないわけです。

なので、正直、良い印象がなかった。

でもですね。ロンネフェルトの真髄が、実はアレンジティーにあることを知り、いきなり見る目が変わりましたね。いやね、仕方がなかったかなって思うのよ、だって、普通ホテルに行ったときに「さ、お茶でものむか」ってなったとき、いきなりアレンジティーって注文しないと思うのね。

普通にダージリンとかアッサムとか頼むと思うんですよ。なので、巡り合えなかったわけですね、本当に素敵なロンネフェルトに。

アマン東京 ロンネフェルト紅茶さてさて、アフタヌーンティですが、お茶の第二弾の用意が運ばれてが来ました。

「CREAM ORAGE」です。バニラの香がするお茶で、「これもまたいいんですよー!」と期待させる言葉を残して、ロンネフェルトのお姉さんが消えていきます。

美しいブラックトレイも運ばれてきました。

 

 

アマン東京 ロンネフェルトアフタヌーンティー

  • セイボリーは、フォアグラのテリーヌ デビス 黒トリュフ
  • ポルチーニのプティタルト
  • オマールエビのラップサンドイッチ オシェトラキャビア
  • ブルーチーズのムースサツマイモのエスプーマ

です。フォアグラが濃厚過ぎて、これだとお酒のおつまみのレベルで分厚いものでした。お得だけど、ここまでじゃなくていいや(笑)最近はラップサンドがはやりなのか、乾燥しないからなのか、どこでもラップだけど……サンドのほうがいいなあ……文句ばっかりだな、おい。アマン東京 アフタヌーンティー

  • スイーツは、トップのプレゼントボックスにカシスのパートドフリュイイ ビスコッティ ブルーベリーマフィン
  • ヘーゼルナッツケイク イチジク 栗
  • 洋ナシとシブーストクリームのプチシュー
  • リンゴとシナモンのタルト
  • ブラジル産カカオ62%チョコレート
  • ライムキャラメルのハイヒール型ボンボン
  • クルミとレーズンのばるけっと
  • 柿とレモンゼリー チョコレートハット

このレモンゼリー、すごくおいしかったな。

今回は宮川さんが直接焼いてくれたスコーン。こう持違うのかと、驚愕する。

スコーンも今回はラズベリー色の愛くるしい感じのスコーンとプレーン。クロテッドもジャムもいつも通り完璧~(o^―^o)

ここまでは普通だったんだけど、スコーンの出来栄えが全然違う。

各段に美味しくて、各段に本来のスコーンの理想的な状態。日本のスコーンってもっちりしてるでしょ?あれは私はNGなんです。

あれならパン屋行けばアマン東京 アフタヌーンティー スコーンいいのにって思う。私はサクサクスコーンを食べに来ているんじゃ!

で、この時のスコーンは、本当に理想的なスコーンだった。本当においしかったの。

正直、レシピ変えたと思った。そうならいいなって思った。

もぐもぐしながらいろいろ分析するわけです、変えたのは粉?バター?

もしかしてこの香ばしさは全粒子にしたの?粉も変えた?あ、もしやオーブン新調したの?とか……

で、全部違って、レシピも素材も全部一緒、オーブンも一緒。

ただ一つ違ったのは、今日は宮川さんが焼いてくれていたってことだけでした。

恐ろしいですね、お菓子って。

全く同じレシピ・素材、調理器具なのに、まるで違うものが出来上がる。

パティシェという仕事がいかに「才能重視」なのかが垣間見えたよ。魑魅魍魎の住む世界だよう、パティシエってのは。

とりあえず、次回に続きます。

AMANのアフタヌーンティー気になる人は、ここからチラッと見てきてください。年末年始は元旦二日は受け入れOK、平日組は1月からのみ、土日祝組も、1月からならまだ全然OK,クリスマスアフタヌーンは2016/12/16現在で、19+20日が若干空きあり。

平日限定平日12:30~13:30来店 AMANのブラックアフタヌーンティー

年末年始のAMANブラックアフタヌーンティー 年末年始 12:30~13:30来店

クリスマス付近のAMANブラックアフタヌーンティ 19+20ならまだ空いています。

ト日祝のAMANブラックアフタヌーンティーは、1月から予約可能

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